このページでは、これから給与計算ソフトを利用する経営者、担当者のために処理の流れを解説します。
給与計算の流れ
賃金締め日 |
1.労働日数、労働時間の集計 |
2.勤怠データの入力 |
3.給 与 集 計 |
4.給与明細書、賃金台帳の印刷 |
5.給 与 の 支 払 |
6.社会保険料、税金の納付 |
以上の流れが毎月繰返され、そして12月に総締めくくりとして年末調整を行い1年の処理が終了します。
1.労働日数、労働時間の集計
最近のタイムレコーダーは出退勤時刻を記録するだけではなく、集計機能がついたものが多く出回っております。集計機能付タイムレコーダーならタイムカード集計の手間も省け、計算ミスもなくなり確実です。
2.勤怠データの入力
1.で集計した結果を給与ソフトへ入力します。最近のソフトはタイムレコーダーと連動したものも多数販売されています。これら連動したソフトを用いれば、タイムカードの集計や入力作業も省略できます。
3.給与集計
割増賃金の計算や、社会保険料・所得税・住民税の控除計算も自動的に行ってくれます。
4.給与支給明細書、賃金台帳の印刷
明細書や賃金台帳は、簡単なパソコン操作で出力できます。
5.給与の支払
最近の支払は殆どが銀行振込ではないでしょうか? ソフトを用いれば銀行振込用のデータも簡単に作成できます。インターネットバンキングを用いれば簡単なパソコン操作で振込みまで済ませる事が出来ます。
6.社会保険料、税金の納付
給与計算の締めくくりとして、従業員の給与から控除した社会保険料や税金を納付します。社会保険料は、会社負担分を加えて翌月末までに納付しなければなりません。(口座振込みを申し込んだ場合は自動的に引き落とし去れます)、また所得税・住民税は翌月10日までに税務署、市区町村に納付しなければなりません。